本社工場は上板町にあるが、酒蔵は日本三大河川の一つに数えられる吉野川を20キロほどさかのぼったところ、水と空気の清澄な土成町に置いております。 安政四年の創業以来、ピュアな酒造りを目指すために原料と技に徹底的にこだわります。 |
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徳島産「阿波山田錦」は地元阿波の里の山麓の日当たりと風通しの良い選ばれた土壌で作られ、心白がはっきりしていて、酒の雑味となるタンパク含量が少ないもっとも酒造りに適した酒米です。 品質管理の徹底と施肥の工夫で全国的に注目されている阿波山田錦は地域ブランド認定もされています。 |
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酒造りの良否を左右する大切な水。四国の大自然の森に育まれ清らかに澄んだ四国山系吉野川の伏流水を仕込み水に使用しています。地下80メートルに湛えられた水は永い年月をかけてミネラルをバランスよく蓄えた中軟水です。酒にやさしさとまろやかさを与えてくれます。 | |
酒造りで一番こだわっている【一 麹 二 酛 三 造り】。製麹(麹を造ること)はすべて麹室にて箱麹を手造りしています。手間はかかりますが品質が安定するためです。酒母(酛)とは酵母(こうぼ)を培養したもので、伝統的に中温速醸手酒母を採用しています。 | |
極上の水と米を活かす技は妥協を許さない蔵人の熱い思いが生んだもの。清酒瓢太閤は、阿波の気候・風土、その一滴一滴を封じ込めるように丹精込めて醸しました。 |